FROM HADANA
K邸 | 本部町
アプローチには美しい樹形のモンパノキを。アプローチに少し枝がかかり、シャープな建物のラインに植物の有機的な要素が空間に広がりをもたらしました。なかなか見ない5mを越す立派な株立ちのアデクは道路からの視線を緩やかに遮っています。部屋からは手前に緑、遠くには青い海が眺められ、樹木の間から爽やかな風が舞い込むようになりました。
「この樹はなんですか?」と近所の人たちにも好評で、植物をめぐって会話も生まれ、庭もこの町の景観の一部となり、ゆるやかに人や町をつなぐ役割も担っています。中庭には5mのシマサルスベリを。シマサルスベリの特徴はなんといっても光沢のある美しい幹肌。自然の造形美が家をより一層引き立たせます。