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NOTES | おきなわ散歩

2013年2月22日
犬との暮らし

hadana
トトと夏の夕方の散歩。ときには一緒に泳ぎます。

hadana

こちらは実家の両親と犬のクロ。
川で遊んだあと、タオルで体を拭いてもらっているところです。

実家で飼っているクロは、とにかく水が大好き。
少しでも水があれば溝にじゃぶじゃぶ入っていくし、
庭で水を撒いていると顔をつっこんでくるし、
人の家の池にまで飛び込んでいってしまうことも……(すみませんでした)。

家族にとっては、そんなクロの行動がどこか微笑ましく、
いつもふわっとあたたかい気持ちにさせてくれます。

川で泳いだり、山に登ったり、
一緒に思いきり遊べるのが犬と暮らす楽しみ。
家族との思い出のどこかにはいつもクロがいて、
今年で16歳。すっかりおじいちゃんになりました。

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13歳のころのクロ。
今ではこんなに活発ではありませんが、
ゆっくりゆっくり歩く姿が、また愛おしい日々です。

そして両親が(けっこう歳なので、それなりにいろいろありますが)元気でいてくれるのも、
毎日1時間は散歩が必要なこの大型犬のクロのおかげでもあると思います。

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いつもの両親の散歩風景。途中で体操中。

そんな実家のクロの名前をもらって、
沖縄生まれの新しいクロが我が家にやってきました。
両親と犬の話をするときは「そっちのクロ」「こっちのクロ」と
少しややこしくなりましたが、

10歳の先住犬トトと新入りのクロ、2頭との暮らしがはじまりました。
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HADANA家に迎えたばかりの頃のクロ。
脚が大きくて小熊のようでした。

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いたずらざかりのクロは、
抜き足差し足でゲージにいろいろくわえて運んでいきます……。
目が〜(泣)

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どうもこの手の物が好きなようです。
かわいかったヒゲが・・・・・。

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hadana

被害の数々・・・。

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犯人。

そんなこんなで、クロとの想い出も少しずつ刻まれています(笑)。

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こちらのすいすい泳ぐ犬は先住犬のトト。
私たちは海へ行ったり、キャンプへ行ったり、
犬と一緒にあちらこちらへ出かけるのが大好きです。

そんな中、昨年9月に迎えた新入りのクロは
力もトトの何倍もある大型犬。
これはしっかりしつけをしておかないと大変なことになる……ということで、
犬の訓練学校へ行くことに。

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一緒に犬も乗れるスタンドアップパドル。
(ウェーブパンクのともこさんに撮ってもらいました。)

しつけといえば、旅行で訪れたドイツやオーストラリアで目にした
犬たちの行儀の良さと、人との自然な距離感にはカルチャーショックを受けました。
ひとことでいうと「なんてのびのびしているんだろう!」という驚き。

ドイツでは空港に、超大型犬でも関係なく、
何頭もの犬が家族のお迎えに来ていて驚きました。
なにより、どの犬もとても落ち着いているのです。

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空港ではこんな犬がたくさん。

電車もバスも犬の乗車OK。
どの犬も飼い主の足元で静かに横になっています。

さすがに食品を扱うスーパーマーケットには入れませんが、
ほとんどのお店が出入り自由。
お店の前には犬をつないでおけるフックもあり、
至近距離で知らない犬同士が並んでいてもトラブルが起きない。
多くのレストランやカフェも犬OK。

犬は家族同様に大切にされながらも、
犬は犬として扱われていて、擬人化されすぎていない。
抱っこされている犬を見て「病気なの?」という感じです。

ドイツの友人によると
「犬を飼う=しつけをする」が当たり前で、
ルールを守れば犬は暮らしの中で広く受け入れられているそうです。

しつけを徹底する文化があるからこそ、
こうした環境が成り立つのですね。

また、ドイツでは動物に関する法律やシステムも整っていて、
動物がとても大事にされています。

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ドイツの本屋さん

沖縄に来たばかりの頃、犬の訓練学校を見つけ、
訓練中の犬の様子を見せてもらい、話を聞き、
「いつかはここで訓練を受けさせたい」と思って8年。
ようやくクロの訓練がはじまりました。
(ここでは警察犬、災害救助犬、家庭犬の訓練が行われています。)

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クロは現在7ヶ月で体重30キロを超え、
力も元気も有り余っています。

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ボールを使って遊びながら教えています。

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初級クラス。
どんなに犬が近くにいても興奮しないよう、
小さな頃から慣らしていきます。
訓練に来ている犬はざっと40頭。(こんな環境、なかなかないですよね。)

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上級クラスはさすがにビシッとしています。

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しつけの訓練を受けるのは大きな犬ばかりではありません。

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小さな小型犬も飼い主さんと一緒にがんばっています。

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お手本を示す訓練士をじっと見つめる犬。
集中しています。

習性や性格をふまえ、長年の経験から的確にアドバイスをくれる訓練士に
「なるほどっ!」と感心しきり。
こんなに犬と学ぶことが楽しいとは。
クロにとっても訓練は遊びの延長で、目がかがやいています。

この学校には、クロの兄弟6頭が一斉に揃いました。
遠くは大東島や与那国島からも。
ここはもともとクロが生まれた場所なので、まさに里帰り。

兄弟やファミリーが群れになって無心に遊ぶ姿を見て、
本来の犬の姿に触れたようで、思わずじーんとしてしまいました。

そういえば、じーんときてしまうのは最近友人が貸してくれたこの本の影響もありそうです。
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ジャック・ロンドン『野生の呼び声』。
100年ほど前、ゴールドラッシュ時代の混血犬バックを描いた物語で、
すっかりお気に入りの一冊になりました。

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ひとあばれ中のクロ。

HADANA家、新入りクロが来てから、
ますますにぎやかで楽しい毎日です。

・・・・

沖縄の暮らしを楽しむウェブマガジン
『CALEND OKINAWA』連載(2012〜2017年)より

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