
お客様のお庭やベランダに家庭菜園をつくらせていただくことがあり、植栽をするのとはまた違った楽しさを感じでいて、自分の家でも育てたいなと思っていました。でもなかなか自分たちの家庭菜園は出来ずにいましたが、年末からやっと小さな家庭菜園をはじめて、HADANA家でもちょっとずつ収穫がはじまりました。

家庭菜園といっても簡単なもので、玄関先でいつも様子を確認できるフェルトバッグでまずは育てることにしました。
育てて食べるというのは時間も手間もかかりますが、手間ひまかけた野菜が食卓に並んだときはとくべつな幸福感があります。

あまり馴染みのない野菜を植えて、思いがけない花が咲いたり、
つるがどんどん伸びたり。毎日の変化がとても楽しい。

このみどりの勢いとみずみずしさに、
「ああ、夏に向かう季節が来たんだな」と感じる日々です。


野菜の花も、かれんで愛おしい。

最初にバジルペースト〈ジェノベーゼ〉を食べたのは、
呼んでもらったホームパーティ——というより、
みんなが集まってワイワイする持ち寄りごはん会でした。
みんな、なかなかのハーブ名人であり料理上手。
収穫したハーブを使った料理がテーブルに並びます。
ときには月を眺めながら、海を眺めながら、
ワインをゆっくり飲んで、今日の料理のこと、植物のこと、家族のこと……
いろいろな話をするのがいつも楽しみでした。
ここではじめて、
「こんなにいろんな料理が家庭でも作れるんだ」と教えてもらいました。
そのひとつが、このきれいな緑のソース。
ジェノベーゼを見ると、あのときのテーブルの雰囲気やみんなの笑顔が浮かんできます。

(フードプロセッサーがないので、やや無理矢理ですがミキサーで。
すり鉢でも作れます。分量も様子を見ながら、わりと適当で大丈夫。)
つくり方を教えてもらうと、思っていたよりずっと簡単でした。
パンや魚のムニエルにも合うし、遊びに来てくれた友達にも喜んでもらえるので定番に。
何より、家で育てた野菜が食卓にのぼるという、なんともいえないうれしさがあります。
ずっと料理をじっくりつくる時間が持てなかったけれど、
少しずつ時間をつくって料理と向き合っている今日このごろ。
料理の腕が上がりますように。

ちょっとオリーブオイルが少なかったです……。


出来上がり!

いただきまーす。
育てて食べる!
おうちごはんがますます楽しくなりそうです!
・・・

